なぜ チネリか だって?
2016.11.22.15:42
東京は南青山のOVEで開催されたCinelli の展示会に行ってきました。
ミラノにあるチネリから副社長のファブリッツィオさんが来られ、2時間にもわたるプレゼンを拝見しました。
内容は創業者のCino Cinelliから始まるチネリの歴史、深く関わった人々や熱狂的なチネリファンの選手や有名人、最新技術、そして2017年モデルについての説明などです。
今まで知らなかったことがいっぱいあり、帰りの新幹線の予約時間ぎりぎりまで、最高の時間を過ごさせていただきました。
これが創業者のCino Cinelliです。
超有名選手ではなかったと言われましたが、1938年のジロ・デ・ロンバルディアや1943年のミラノ・サンレモで優勝している名選手だそうです。

1943年に引退し、1945年にチネリを創業し、選手時代から構想していたクリップレスペダルや優秀なアルミハンドル、スチールフレームなどをふるさとのフィレンツェで製造し始めたそうです。

1919年には現在の社長の父に当たるアンジェロ・コロンボが、ミラノで600人もの工員により鋼管を使った製品を製造していて、チネリから引き継いだ製品も作るようになりました。

それ以来、斬新でスタイリッシュで機能性に富んだ素晴らしい製品の数々を世に送り出して来ました。
1978年にロゴを新しい「フライングC」に変更し、今に至っています。
これは世界初のステムが一体化したハンドルです。

この後、私も愛用しているカーボン製のRAMになっていきました。
素晴らしい製品は名選手をも魅了してきました。
ご存じ伝説的ヒルクライマー マルコ・パンターニもチネリの愛用者。

これは、クラウディオ・キャプーチご愛用の「スピナッチ」ですが、もちろん貴光も高校大学時代に愛用していました。
右側の方は、現在の社長であるアントニオ・コロンボさんです。

貴光が泣いて喜ぶイタリアの英雄 マリオ・チポリーニは、カーボンハンドルの代名詞 「RAM」の愛用者。

世界チャンピオンになったオスカル・フレイレは彼のためのスペシャルデザインのRAMでした。

ギタリストのエリック・クラプトンは12台ものチネリを持っているそうです。

「スーパーコルサ」が大のお気に入りだそうです。
そして、ご存じアップルの創業者スティーブ・ジョブズもチネリの大ファンでした!!

「デザインと製品の融合」」についてコロンボさんと意気投合したそうです。
ただの機能性だけでなく、ひと味違う製品作りは共通していますね。
伝統の技術だけでなく、チネリは最新技術を使って応力の解析などを行い、フレームの開発をしているそうです。
3Dプリンターで作られた新しいモデルの「スーパースター」です。

新しいトップチューブの設計は、下りのでこぼこでもヘッドチューブの安定した動きやトップチューブの衝撃吸収を約束し、安全で快適なハンドリングを確保してくれます。
プレゼンの最後に Podium社の菅田社長が、「沢山あるメーカーの中で 『なぜチネリを?』 を聞かれたら、どうお答えされますか?」と質問。
ファブリッツィオの答えは・・・
なぜチネリか だって?
「勝つバイク」や「早くゴールするバイク」は大切ですが、ただそれだけでなく、Passion(情熱)や Emotion(感情)を共有することが出来るバイク。
人生においていろいろなものを仲間と共有するという「刺激」を得ることが出来る、「違ったところに到達出来る」バイク。
それがチネリなんです。
う~ん、素晴らしいお答え!
全く同感!!
チネリって本当に素晴らしい!
製品の展示も沢山ありましたが、私が一番気になったのは、やっぱり昨年と同じ 「NEMO TIG」です。
イタリアンメイドのスチールバイクですが、とてもおしゃれに仕上げることが出来ます。
しかもフレーム価格が24万円!

2016年は供給に問題があったそうですが、2017年モデルからは安定的に供給されるとか・・・でも注文後4ヶ月はかかるでしょうか?欲しい方は急いでください!!
他にも2017年ラインは大幅に見直されて、価格もリーズナブルになっていました。
チネリはバーテープや小物にも本当にこりにこったモノが多いです。
新しいデザインのバーテープも出るそうです。

5年前にミラノのチネリ本社を案内してくださったファブリッツィオ。
台北ショー以来の再会でしたが、とても素晴らしいお話をいっぱい聞かせてくださいました。
![、イ8oio:;-:45ui;^:]068」^」](http://blog-imgs-91.fc2.com/p/a/p/papamitsu01/CIMG9570.jpg)
GRACIE!!
大好きなチネリに対するぱぱみつの思い や チネリの工場見学 についてのブログは以下です。
興味を持たれたらのぞいてみてくださいね。
「さぁすが チネリ!」は→こちら
「イタリア日記」は→こちら
ミラノにあるチネリから副社長のファブリッツィオさんが来られ、2時間にもわたるプレゼンを拝見しました。
内容は創業者のCino Cinelliから始まるチネリの歴史、深く関わった人々や熱狂的なチネリファンの選手や有名人、最新技術、そして2017年モデルについての説明などです。
今まで知らなかったことがいっぱいあり、帰りの新幹線の予約時間ぎりぎりまで、最高の時間を過ごさせていただきました。
これが創業者のCino Cinelliです。
超有名選手ではなかったと言われましたが、1938年のジロ・デ・ロンバルディアや1943年のミラノ・サンレモで優勝している名選手だそうです。

1943年に引退し、1945年にチネリを創業し、選手時代から構想していたクリップレスペダルや優秀なアルミハンドル、スチールフレームなどをふるさとのフィレンツェで製造し始めたそうです。

1919年には現在の社長の父に当たるアンジェロ・コロンボが、ミラノで600人もの工員により鋼管を使った製品を製造していて、チネリから引き継いだ製品も作るようになりました。

それ以来、斬新でスタイリッシュで機能性に富んだ素晴らしい製品の数々を世に送り出して来ました。
1978年にロゴを新しい「フライングC」に変更し、今に至っています。
これは世界初のステムが一体化したハンドルです。

この後、私も愛用しているカーボン製のRAMになっていきました。
素晴らしい製品は名選手をも魅了してきました。
ご存じ伝説的ヒルクライマー マルコ・パンターニもチネリの愛用者。

これは、クラウディオ・キャプーチご愛用の「スピナッチ」ですが、もちろん貴光も高校大学時代に愛用していました。
右側の方は、現在の社長であるアントニオ・コロンボさんです。

貴光が泣いて喜ぶイタリアの英雄 マリオ・チポリーニは、カーボンハンドルの代名詞 「RAM」の愛用者。

世界チャンピオンになったオスカル・フレイレは彼のためのスペシャルデザインのRAMでした。

ギタリストのエリック・クラプトンは12台ものチネリを持っているそうです。

「スーパーコルサ」が大のお気に入りだそうです。
そして、ご存じアップルの創業者スティーブ・ジョブズもチネリの大ファンでした!!

「デザインと製品の融合」」についてコロンボさんと意気投合したそうです。
ただの機能性だけでなく、ひと味違う製品作りは共通していますね。
伝統の技術だけでなく、チネリは最新技術を使って応力の解析などを行い、フレームの開発をしているそうです。
3Dプリンターで作られた新しいモデルの「スーパースター」です。

新しいトップチューブの設計は、下りのでこぼこでもヘッドチューブの安定した動きやトップチューブの衝撃吸収を約束し、安全で快適なハンドリングを確保してくれます。
プレゼンの最後に Podium社の菅田社長が、「沢山あるメーカーの中で 『なぜチネリを?』 を聞かれたら、どうお答えされますか?」と質問。
ファブリッツィオの答えは・・・
なぜチネリか だって?
「勝つバイク」や「早くゴールするバイク」は大切ですが、ただそれだけでなく、Passion(情熱)や Emotion(感情)を共有することが出来るバイク。
人生においていろいろなものを仲間と共有するという「刺激」を得ることが出来る、「違ったところに到達出来る」バイク。
それがチネリなんです。
う~ん、素晴らしいお答え!
全く同感!!
チネリって本当に素晴らしい!
製品の展示も沢山ありましたが、私が一番気になったのは、やっぱり昨年と同じ 「NEMO TIG」です。
イタリアンメイドのスチールバイクですが、とてもおしゃれに仕上げることが出来ます。
しかもフレーム価格が24万円!

2016年は供給に問題があったそうですが、2017年モデルからは安定的に供給されるとか・・・でも注文後4ヶ月はかかるでしょうか?欲しい方は急いでください!!
他にも2017年ラインは大幅に見直されて、価格もリーズナブルになっていました。
チネリはバーテープや小物にも本当にこりにこったモノが多いです。
新しいデザインのバーテープも出るそうです。

5年前にミラノのチネリ本社を案内してくださったファブリッツィオ。
台北ショー以来の再会でしたが、とても素晴らしいお話をいっぱい聞かせてくださいました。
![、イ8oio:;-:45ui;^:]068」^」](http://blog-imgs-91.fc2.com/p/a/p/papamitsu01/CIMG9570.jpg)
GRACIE!!
大好きなチネリに対するぱぱみつの思い や チネリの工場見学 についてのブログは以下です。
興味を持たれたらのぞいてみてくださいね。
「さぁすが チネリ!」は→こちら
「イタリア日記」は→こちら