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3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金

2022.11.08.17:16

先日自転車章講習会をしたトきづがわ第1団のボーイスカウト達が、木津嵐山自転車道の往復に挑戦し、「無事完走出来た」と報告してくれました。

「自転車講習ではお世話になりました。
前日はできるかなと不安でしたが、当日走ってみると、案外大丈夫でもう少し遠い所まで行けるような感じまでありました。
次は一泊以上100km以上を目指して頑張ります。」

「サイクリングをしてみて、とりあえず誰も怪我をせずに完走することができて安心しています。また、景色もとてもきれいで気持ちよく走ることができました。改めて、安全に走るため、ご指導いただき、ありがとうございました。」

「昨日、嵐山までのサイクリングが無事に終わりました。みんなちゃんと辻さんに言われたことを意識して完走することができました。改めて、自転車講習会、本当にありがとうございました。」

道路交通法のお話もしっかりしたので、気をつけて走ってくれたようです。
また、ちゃんと「お礼メール」で完走報告もしてくれたので、一つ成長してくれたと思っています。


さて11月になり、自転車運転の取り締まりが厳しくなっています。

道路交通法では、「3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金等」という罰則を受ける自転車の違反がたくさんあります。
以下の通行ルールを守らないと、無免許運転やひき逃げなどと同様の重い違反の「赤切符」を切られます。

・ 道路の左端を通行すること
・ 車道通行が基本ですが、許可されているところでは歩道の車道よりを徐行すること
・ 信号に従うこと
・ 踏切の手前で停止し、安全確認をすること
・ 標識のあるところでは一旦停止をすること
・ 携帯電話や傘などを持ち片手運転をすること・・・

さらに,二台以上並んで走行する「並走」したり、「二段階右折」をしなかった場合には、「2万円以下の罰金又は科料」という罰則が与えられます。

ボーイスカウトの参加者は初めて聞くルールの多さと罰金に驚いていましたが、緊張しながらルールに従って4キロのサイクリングを経験して来ました。

自転車は免許制度が無く、きちんと道路交通法を学ぶ場が無いだけに、いっぱい違反をしてしまうことになります。
運転免許証を持つ大人は学ぶチャンスも多いですが、子どもたちにも正しく学ばせる場を考えねばなりませんね。
学ぶチャンスもないのに、赤切符を切られるのは可哀想です。

小学校教員をしていたときに、交通安全子ども自転車奈良県大会に出場させたことがありました。
実技(走行)では県でトップだったのですが、筆記で後れを取り、残念ながら奈良県代表を逃したのでした。
優勝したら東京ディズニーランドに行けたので、運転練習を繰り返してがんばったのですが、筆記試験の比重が大きく、年間を通じて法令の勉強をしっかりして来た小学校に負けちゃいました。
今思い返しても残念です。

この機会にきちんと道路交通法を学んでみませんか?

警察庁 「自転車に係る主な交通ルール」は  → こちら


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プロフィール

辻 正光(ぱぱみつ)

Author:辻 正光(ぱぱみつ)
奈良市で31年間の小学校教員生活の後に早期退職し、楽しく豊かなサイクルライフを広めるために2008年に創業いたしました。

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