50歳の同窓会(その2)

2016.09.25.20:31

9月18日(日曜日) 待ちに待った日がやってきました。
誰が来てくれるんやろ?
どんなに成長してるんやろ?
みんな覚えてくれてるかな?・・・

期待と不安でいっぱいのご対面・・・は、サプライズでということになりました。
会場の椿井ホールにはトイレがあり、私はその中に隠れて待ちました。

幹事のTくんがみんなが着席したときに、「授業が始まるからみんなで『キンコンカンコ~ン キンコンカンコ~ン』と言いましょう」と音頭を取ってくれました。
「・・・・キンコンカンコ~ン」で、トイレから飛び出して、「みなさん、おはようございまーす!一時間目の算数を始めます。」でスタート。

題材は「九九百問」です。
幹事さんが百マスの用紙と鉛筆を用意してくれていました。

10数年前に立命館小学校の副校長先生の陰山英男先生が「百マス計算」で一躍有名になられましたが、実はその30年も前から辻学級では毎日「百マス計算」=「九九百問」に取り組んでいたのです。
5年生でも九九があやふやな子、とっても遅い子などがいて、何とか一秒でも早く九九が正確にできるようになってほしいと願い取り組んだのでした。

他の子との競争ではなく、「自己ベスト」を目指しての挑戦を連日続けていました。
同窓会準備の幹事会で、がんばっていた懐かしい「九九百問」を再度やってみたいとのことで、同窓会の最初はこれでスタートしました。

「鉛筆を置きなさい。」
「『よーい 始め!』(みんなやりはじめかける)で始めるんですよ。」っと一発ボケをかまして一同大笑い。

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「それでは、本当に始めます。よーい、始め!」・・・・
みんなとても真剣に取り組みました。

小学校の時にも早かったFちゃんが一番で1分17秒。・・・最後の子もしっかりやり切りました。
答え合わせをして、「次回の同窓会でも九九百問やります。ボケないようにしっかり練習しておきましょうね。」
と話したあとに、「実は九九百問には忘れられないすごい思い出があります」、と続けました。

6年生の体育授業で走高跳をしていたとき、N君は気合が入りすぎてバーを跳ぶ位置がずれて分厚いウレタンマットの外の地面に着地して頭を強打して痙攣したのです。
大事故発生で救急搬送されて、クラス一同大ショックでとてもとてもとっても心配しました。
「もしかして、みんなの名前や学習したこともすっかり忘れてしまっていたらどうしよう・・・??」

1週間ほど入院後、元気に退院して登校してきてくれました。
頭を強打することの影響はどれくらいのものなのか、私には想像もできません。

退院して第一回目の九九百問。
N君はなんと52秒というとてつもない大記録を出したのでした。
今までの自己記録より10数秒も早くなったのです。

これにはクラス全員びっくり仰天でした。
九九の計算をして100個のマスを埋めるのに52秒しかかからないんですから。
以前より確実に「切れる男」に変身して帰ってきてくれたので、みんなで大喜びしたのでした。


こんな思い出話で1時間目が終わり、2時間目は理科。

自宅書庫に保管してあったFちゃんの6年生の理科ノートのお話です。

Fちゃんは本当に几帳面で、字もとてもきれいでした。
理科の授業は、課題、実験方法、準備物、結果、考察などの順に、私が板書したのをきちんと確実にノートしてくれていました。
また結果のグラフなども、本当に丁寧にかけていたので、「あなた方の先輩で、こんなにノートを美しく書いていた子がいるのですよ」と、ノートのお手本として以後に担任した子ども達に見せるためにお借りしていたのです。
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3冊のノートをみんなに回覧してもらいました。
参加のみなさんは、「6年生でこんなに書けていたんや、すごすぎ~」など、驚きの声が上がりました。

「スタップ細胞の小保方さんの実験ノートよりきちんとかけています」と大絶賛しました。


「実は、です。みんなが卒業して半年あまりしてからショッキングな出来事が起こりました。」
「えっなになにー?」
「中学1年生になったFちゃんの年賀状の字が、なんと丸文字になっていたんです!!」
「えーっ」

当時は丸文字が大流行していて、あの習字のお手本のような字を書くFちゃんも、半年余りですっかり丸文字になってしまっていたという落ちでした。

最後に長年のお礼を込めて、皮革の表紙のノートをFちゃんにプレゼントしました。
Fちゃんは、「双子の娘が今ちょうど6年生なんです。彼女らに見せて自慢します」って喜んでくれました。
38年間もお借りして、後の教え子達に何度も見せて驚かし続けたノートは、無事に元の持ち主の手元にかえりました。


この後、どうして先生をやめて自転車屋さんに転身してしまったのか(ブログ その1の内容)など、私のことについていろいろお話して、約1時間の授業を終えました。
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 ≪その日の写真を見つけました!!これが「天からの声」が降ってきた時の鈴鹿サーキットでの光景なんです!!スゴイでしょ??≫

そのあとでドッジボールの予定をしていたのですが、外は雨で中止して、校舎の見学タイムとなりました。
校長先生のご案内で、当時とは全く変わってしまった新築校舎を見て回りました。

40年近く経って校舎も学校の周りもすっかり変わってしまいましたが、校舎から見る若草山と興福寺の五重塔は変わりませんね。
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最後に音楽室で校歌を歌って会場を後にしました。


その後、若くして亡くなってしまった社長F君のホテルに会場を移しての追悼会です。
まず初めにみんなで黙とうをしたあと、お母さまからのお言葉をいただいて、お食事に移りました。
後半からは、当時の1組担任の西岡先生も参加してくださいました。

小学校卒業以来38年も会ったことがない同級生も、あっという間に小学生に逆戻りしたように親しくお話しすることができました。
ご馳走をいただいた後は、違う部屋をご準備していただき二次会です。
遅れて参加してくれた仲間も増えて大騒ぎ。

その後、別の居酒屋に移って三次会。
スタートから12時間経ちましたが、盛り上がり続けて全く終わる気配がありません。
私は22時30分でお先に失礼しましたが、みんなはまた四次会、五次会・・・??


昨年9月、早くして亡くなってしまったF君。
とても寂しく残念ですが、こうやって40年近く離れ離れになっていたみんなを集めてくれてありがとう。
ご冥福をお祈りします。

≪50歳の同窓会 おしまい≫
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