ツールド北海道④ 壮絶 雨の十勝岳

2012.09.16.21:00

壮絶 十勝岳

腰痛緩和のための低周波治療器のパッドを腰につけてベッドに寝ころんだら・・・爆睡。
気がつけば5時を過ぎていた。
今日のステージのドーピング関係の書類を用意してから食事会場に。
今日は腰の具合が良くないので、食後に鎮痛剤を服用して、腰にはサポーターをして準備。

外を見れば雨。憂鬱になる。
食事を済ませてすぐに自転車や機材を積み込む準備をする。
スタート地点がホテルから20キロほど離れているので出発を急がねばならないが、雨の中でスタート前のオイルを塗ったりするのは難しいので、ホテルの前で岡マッサーにお願いする。

出発地点に行くと、チームカー番号が18に。
一つ順位が上昇!
今日は貴光監督が慣れたチームカーを運転してくれすことに。
私は後席に乗り、すぐにタイヤ交換が出来るようにスタンバイする。

スタートしても車列の18番では選手の姿は見えない。
ラジオツールの発表を聞きながら、選手の顔などを思い浮かべながら走る。
集団の前では何度もアタックがかかるが、すぐに集団が反応して逃げを許さない展開に。
つほ23-1

20分ほど経って11人の逃げができて集団とは1分から4分程度の時間差が生まれる。
しばらく走ると、すごい上りが2つ。
特に2つめの十勝岳は1000メートルを超える険しい山で、上りだけでなく雨の走行となる下りの落車も心配だ。

チームカーが渋滞するほどの上り坂を遅れている選手が自動車の間を縫って走るという状況だ。

激しく雨が降るなか、見慣れたフォームが見えてきた。なんと善光選手だ。
つほ23-4

肉離れがあるそうで上りは相当きついらしい。
「がんばれっ!:と声をかけるだけしかできなかった。

もう少し走ると宇都宮ブリッツェンの増田選手が今日二度目のパンク。
タイヤ交換をした後、チームカーの後ろについて時速100キロ近いスピードで右側車線を下っていった。

十勝岳の上りで遅れている選手をフォローして集団の最後尾を走る。
なんとシエルヴォ奈良の中西選手が切れている。
宇都宮ブリッツェンの廣瀬さんも同じ集団にいるので、何とか力になりたい・・・
s-P1220439.jpg


さすがに貴光監督の運転で前の集団に追いつくと共に、10名くらいの集団を率いてさらに前の集団を追いかける。
s-CIMG3633.jpg

こちらも見事に追いつき、その集団にはシエルヴォ奈良の選手が4名そろうことに。
(ここらは詳しく書くことが出来ません。お店で是非お話して画像を見て下さい。)
結局この集団に追いつかなかった選手はタイムオーバーで無情にも完走扱いにならなかった。

ゴール後すぐにホテルに帰る用意をして、今日もまたホテル一番乗り。
どろどろになったバイクを洗車し注油を終えたのが16時半。
今日も昼食無しであった。

18時からの夕食はごちそう。
他のチームの選手たちは下を向いて黙々と食べているが、つっこみどころ満載の話しをする立命館大学生が和ませてくれて、シエルヴォ奈良のテーブルは笑いが絶えない。
本当によいチームワークだ。
つほ32-7

食事中にリザルトが配布された。
「○○チームの監督は、しばらくの間競技者を車両の後ろにつけたので、100スイスフランの罰金を科す。」
「○○チームの監督は、侮辱的行動をとったので罰金200スイスフランを科す。」
「○○は他のチームの車両につかまったので100スイスフランの罰金を科し、競技から除外する。」などの厳しいペナルティと罰金の嵐。
つほ32-4

幸いシエルヴォ奈良は罰金を科せられずにすんだ。
それにしてもこんなに厳しく罰しなくても、と思うペナルティの記事は2ページにも及んだ。
審判と戦うために北海道を走っているような気がするほどだ。
審判車が自ら違反(ラスト20キロを切って補給)をしている場面も見たけれど、誰もペナルティを課せられない・・・
「泣く子とコミッセールには勝てない」

明日はいよいよ第3ステージ。
札幌までの200キロのステージ。
何とか無事みんな走りきってほしい。
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