ツールド北海道⑦ レーススタート

2012.10.16.21:29

いよいよスタートです。
選手はステムやハンドルに大切なポイントを書いたメモを貼り付けて出発しています。
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沿道では地元の皆様が声援を送ってくださいます。
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ずらっとチームカーが並んで走るので、選手の姿はほとんど見えません。
車間距離は10メートル以下。
基本的には車両番号の順番に並んで走らねばなりません。

時速60キロオーバーでも車間距離が5メートル以下で走ることもあり、ずっと緊張して運転しなければなりません。
玉突き衝突しないかと、はらはらどきどきで汗びっしょり・・・
自分の安心して走れる車間距離を取ると、コミッセールバイクがやってきて「もっと詰めて走れ」と注意されますが、私にはとても無理です。
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「123番アタック」などと無線で状況が知らされます。
「シエルヴォ選手パンク!チームカーは前に」などとアナウンスされると、他のチームカーをガンガン追い越して選手の元に走っていきます。
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選手が集団から後れた場合には、前にいる選手をサポートするのか、後ろの選手をサポートするのか判断に困ることがあります。
後ろを中心にサポートすると、前の選手にトラブルがあったら大変だし、その逆もあり得るわけです。
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チームカーを呼んだり、チームの監督と話したりするときには、手を挙げていちいちコミッセールに伝えなければなりません。
許可がなければ、話していたらコミッセールがやってきて警告されてしまいます。
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選手に近づいてサポートするような動きを見せると、選手を追い越して車の隊列にもどるようにバイクに追い回されます。
カーぺーサーでバイクを引いていく(空気抵抗を避けて先導する)ことをコミッセールに止められないチームと、止められて罰金を科せられるチームとがあるのには驚かされてしまいました。
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こんなにすてきな景色も選手は全く見ることができなかったそうです。
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また雨が降ってきたのかな?と思ったら、選手が走りながら・・・
5時間にもわたるレースですから仕方がないところですね。
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チームカーに乗っているスタッフは、人のいない駐車できるスペースなどに車を止めて・・・
用を足したら猛スピードで車列に戻ります。
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やっぱり禁止されている右側対向車線をカーぺーサーで走っていっても警告されないチームがありますね。
学生チームやシエルヴォがやろうものなら、一瞬でオートバイが走ってきて怒鳴られます。
「○○や○○は何故許されるのですか?」とくってかかると一瞬沈黙されてメモされます。
翌日コミュニケに罰金額が書かれています。


北海道らしいたくさんの牛や牧草地を横目に見ながらレースが続きます。
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グルペット(タイムアウトにならない程度に走るために作る集団)は、みんなで先頭交代しながら必死でゴールを目指します。
グルペット

ゴール後のナンバーカードを見れば、いかに厳しいレースだったかを想像することができます。
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レース後は一刻も無駄にせずに急いでホテルに帰って・・・
メカニックは洗車してバイクの整備をして・・・という仕事が待っています。
選手はまた次の日のレースのための準備をするとともに、マッサーのマッサージを受けて休養します。
マネージャーはボトルの洗浄、明日の補給食の準備、ジャージやレーシングパンツの洗濯・・・チームワークの見せ場でもあります。

食事をして、翌日の買い出しをして、チームミーティングをしてから就寝。

たった3日のステージレース、しかも旭川市での3連泊でも大変でした。
これが3週間も続くツールドフランスのようなステージレースのスタッフ(もちろん選手も)って本当に信じられないタフさだろうと思います。
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