韓国ソウルの旅 その6 午後10時のラッシュアワー

2014.06.21.09:21

水曜日に奈良市中部公民館で「フツーじゃないソウル」という韓国ネタで、観光客でない視点でお話させてもらったぱぱみつです。
長らく中断していたブログの続きです。

観光客ではあまり経験できないところに行ってみようと、午後10時前に繁華街に出かけました。
御堂筋のような繁華街ど真ん中の片側3車線の広い広い道路の両側にずらっと並んでいるものがあります。
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町外れから数百メートルにわたって道の両側にずらっと並んでいるのはスクールバスなんです。
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TOPIA academyなど、10階建てくらいの大きな塾のビルディングが林立しています。
それらの学習塾に通う子ども達をソウル各地区に送り届けるスクールバスの運転手がたむろしています。
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午後10時を過ぎると、螺旋階段をぞろぞろ子ども達が降りてきます。
まるでアリの行列のようです。
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奈良なら駅周辺も午後8時に閑散としているのですが、ソウルの街は学生であふれかえっているのです。
横断歩道も大混雑で午後10時とは信じられない賑わいです。
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おなかのすいた子ども達は屋台でいろんなものを食べています。
またお菓子屋さんやコンビニにも子ども達がいっぱいです。
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スクールバスの中でスマホを操作している子や本を読んでいる子、さらにまだ参考書で勉強をしている子も見受けられました。

歩いて帰る子どもの中には、また違うビルに入って行く子もいます。
なんと「自習室」なんだそうです。
そこで12時を過ぎるまでさらに勉強をして、日付が変わって帰宅するそうです。

韓国の塾や習いものは日本と大きな違いがあります。
日本だと一週間に1~2回行くものでも、韓国では連日いくそうです。
例えば、ピアノは毎日16時から30分間、数学を17時から1時間といったかたちなんです。
このシステムの方がものになるような気がしますね。

以前、韓国の小学生に授業したときも、みんな4つから5つは習いものに行っているとのことでした。
時間のマネージメントも大変だし教育費も相当高くつくようです。
保護者の経済的負担もただものではありませんね。
(経済的な負担を軽減するために「放課後教室」のような負担の少ない学校での習いものなども充実しているそうです。)

韓国では中学受験、高校受験といったものはなく、ほとんどが校区の学校に行きます。
人気のある学校にはいるためにはテストではなく抽選がほとんどだそうです。

人生初めて、そして最大の選別になるのが「大学修学能力試験」です。
毎年11月に行われる国民的行事です。
警察が試験に遅れそうになった子どもをパトカーで試験会場に送り届けたり、ラッシュアワーを避けるために会社の出勤時間も遅らせたりすることが報道されていますね。

人生を左右される一回のテストのために毎晩毎晩夜中に子ども達のラッシュアワーがあるのです。
いやあ本当にご苦労さんですね。
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